スズキ株式会社
- 情報更新日: 2026年09月30日
- 求人ID No.0274608
【静岡/牧之原】四輪車のブレーキ実車実験及び性能開発エンジニア
求人情報
- 職種
- 実験/評価/解析(機械)
- 勤務地
- 静岡県牧之原市白井1111 (相良工場・相良コース)
- 年収
- 500万~800万円
- 仕事内容
- 新規開発車両のブレーキ実車実験及び性能開発に携わっていただきます。
完成車として安全で扱いやすい「止まる」性能を作り込む仕事です。入社後は、まず試験データの整理・分析や、担当者とともに行う試作車の評価から始めていただきます。業務に慣れた後は、停止距離、減速の仕方、ペダル操作時の反応、制動時の車両安定性、音や振動などを確認し、計測データから課題の原因を明らかにします。さらに、ブレーキ部品、制御、認証などの関係部門と連携し、摩擦ブレーキと回生ブレーキを含めた車両全体の性能へ仕上げ、完成車の商品性能に直接つなげられる業務です。
【具体的業務】
・開発車のブレーキ性能検討および性能目標の提案
・開発車のブレーキ性能の作りこみ(実車適合)、性能評価試験、試験結果解析、ブレーキ認証試験
・入社直後は、社内の評価基準、安全ルール、計測機器、試験車両の取り扱いを学びながら、既存メンバーとともに試験データの整理・分析と実車評価を行います。
・3~6か月後には、試験計画の作成、試作車の性能評価、データ解析、改善点の整理を主体的に担当します。
・その後は習熟度に応じて、ブレーキ部品、回生協調制御、車両安定性、音・振動、認証などの関係部門と連携し、部品や制御の変更案を提案して効果を確認します。
・1年後には、担当する性能項目について、目標設定から試験計画、実車評価、原因分析、改善提案、結果報告までの一連の業務を担うことを想定しています。
※実際の担当範囲と習得の進め方は、入社時の経験や専門性に合わせて設定します。
【採用背景】
ブレーキ性能は車両のEV化により摩擦ブレーキから回生ブレーキにシフトしています。従来のブレーキ技術に捉われず新しい発想により性能開発できる人材を求めています
自動車の電動化が進み、減速時のエネルギーを電気として回収する「回生ブレーキ」の使用領域が広がっています。そのため、従来の摩擦ブレーキだけでなく、回生ブレーキとの切り替わりや協調を含めて、自然な減速感、安定した停止性能、扱いやすいペダル操作を実現することが重要になっています。私たちは、従来技術の延長だけでは解決しにくい課題に対し、実車で起きている現象を丁寧に捉え、測定データと運転者の感覚の両面から原因を考え、関係部門と新しい解決策を形にできる人材を求めています。
【部門のミッション、ビジョン】
車の基本性能である「止まる」性能に加えて制動時の車両安定性及び異音がしない快適なブレーキ性能をお客様に提供します。
私たちの使命は、自動車の基本性能である「止まる」を確実に実現するとともに、急な制動や滑りやすい路面でも車両が安定し、ブレーキ操作時に不快な音や振動を感じにくい、安全で安心できる商品をお客様へ届けることです。実車評価で得た感覚を数値データで説明できる状態にし、設計や制御の担当者と共通認識を持ちながら、効率よく確かな性能を作り込むことを目指しています。今後は電動化によって複雑になるブレーキシステム全体を理解し、摩擦ブレーキと回生ブレーキを一体として評価・改善できる開発力をさらに高めていきます。
【配属部署】
・配属される部門名称:四輪車両運動技術本部 車両性能つくりこみ部
・配属拠点:相良コース
・フレックス適用:有
・就業時間:フレキシブルタイム 6:30~22:00(標準労働時間 8時間)
・在宅勤務利用状況:業務によって調整可
・キャリア採用入社者の活躍について
自動車部品業界出身のキャリア採用入社の方も在籍しています。前職の経験を活かし新規開発車両のブレーキ性能とりまとめ担当として活躍されています。
【入社後の教育体制/フォロー体制】
入社後は、指導員によるOJTのもとで、社内の評価基準、安全ルール、試験車両と計測機器の取り扱い、開発の進め方を学びます。ブレーキ実車実験に必要な導入教育と、テストコースを安全に走行するためのコース走行ライセンス教育も実施します。既存メンバーと実車評価やデータ分析を行い、3~6か月後を目安に経験領域の試験を主体的に担当できるよう支援します。その後は、性能目標の検討や関係部門への改善提案まで段階的に担当範囲を広げます。
各自のご経験や状況に応じて、社内外の研修に受講いただくことも可能です。
社内には以下のような研修・教育があります。
・全社教育:専門分野講習、役職者研修、部門別研修
・自己研鑽プログラム:英会話やプログラミング、その他業務で必要な知識、ビジネススキルなど受講できるものなど多数あります。
・自部門教育:運転技術訓練、安全作業教育(ベテラン指導員による安全で正確な正しい試験・評価をおこなうための教育あり)
【キャリアプラン】
【役職】係長、将来的に管理職へとキャリアアップすることができます。
【キャリアプランの例】これまでの経験・専門性を起点に、完成車全体の制動性能を理解するエンジニアへ成長できます。入社後はデータ分析と実車評価から始め、試験計画、原因分析、設計・制御部門への改善提案へと担当範囲を広げます。将来的には、摩擦ブレーキと回生ブレーキの協調、車両安定性、操作感、音・振動などを総合的に捉え、一台の車として最適なブレーキ性能をまとめる役割を担えます。またブレーキの専門性と本人の適性から商品企画部門・品質保証部門などの業務に携わることも可能です。
【環境】 基本は相良コース勤務ですが、希望により、海外駐在にもチャレンジすることができます。
部内駐在実績拠点:インド
【スズキならではの仕事のやりがい】
ブレーキ性能開発を通じ完成車の安全性や安心感をお客様に届けられることが、この仕事の大きな魅力です。自分が提案した部品や制御の変更が、停止距離、ペダル操作時の反応、減速の滑らかさ、停止直前の車両の動きなど、車全体の変化として実感できます。また、ブレーキ部品、制御、車両安定性、認証など複数領域の担当者と一緒に、車両全体として最適な答えを考えます。部品単体の評価や設計にとどまらず、企画段階の目標設定から量産前の最終確認まで幅広く業務に携わることができるのがスズキの魅力です。
- 応募条件
- 【必須】
次のいずれかの経験をお持ちの方を希望します。
・四輪車又は二輪車などのブレーキの実験または性能評価
・四輪車又は二輪車などのブレーキ、車両制御などの車両・部品・システムの実験評価の経験、試験計測器・設備開発の経験
・四輪車又は二輪車などのブレーキに関する適合、解析または認証の経験
【歓迎】
・実車または台上で取得したブレーキ性能データの解析経験
・摩擦ブレーキと回生ブレーキの協調制御に関する評価または適合経験
・ブレーキの操作感、制動時の車両安定性、音・振動のいずれかに関する評価・解析経験
・ブレーキに関する法規・認証試験の知識または実務経験
・試験結果から改善点を整理し、設計または制御の担当者へ提案した経験
- 休日休暇
- 土日祝日 慶弔休暇 年末年始(9~10日) 夏期休暇(9~10日) GW(8~10日) 有給休暇(入社半年経過後10日~最高20日)
- 年間休日数
- 121日
- 就業時間
- 08:45~17:30
企業情報
- 企業概要
- <インドをはじめ新興国で圧倒的シェアを誇る完成車メーカー/四輪・二輪のグローバルリーダー/世界190以上の国と地域で事業展開>
世界11カ国で四輪販売シェア1位を獲得している、グローバル企業です。国内では軽自動車シェア30%、インドでは乗用車シェア41%を誇ります。
また、強固な財務体質を持ち72年間連続で黒字経営を続けています。
■四輪事業
環境負荷の小さな小型車を得意とし、お客様の 生活を支える移動手段を提供
主要製品:軽自動車、小型自動車、普通自動車
主要事業地域:日本、インド、欧州、 中東アフリカ、アジア
■二輪事業
日常使いのスクーターから趣味のスポーツ バイクまで幅広い商品を提供
主要製品:二輪車、バギー
主要事業地域:日本、インド、欧州、北米、アジア
■マリン事業
水辺の環境に優しいレジャー用途の中大型 モデルと漁業等業務用途の小型モデルを提供
主要製品:船外機(船の取外し式エンジン)
主要事業地域:北米、欧州、アジア
■電動車いす事業
ご高齢の方の日常生活を支えるセニアカーなど を通じて、持続的な地域社会を実現
主要製品・事業:電動車いす、 太陽光発電、不動産
主要事業地域:日本
■事業別 連結売上収益内訳
売上収益 5.8兆円
四輪91% 二輪7% その他0.2%
■地域別 連結売上収益内訳
売上収益 5.8兆円
日本26%
欧州11%
インド45%
アジア(インドを除く)3%
北米2%
その他13%
■世界11か国で四輪車シェア1位
獲得シェア率
インド:40.6%
ブータン:52.3%
バルドバス:29.2%
ボリビア:22.3%
ハンガリー:12.2%
パキスタン:43.6%
コートジボワール:39.4%
ジブチ:18.4%
セーシェル:32%
モーリシャス26.4%
アンゴラ80.8%
沿革
1909年:鈴木道雄が「鈴木式織機製作所」創業(織機で創業)
1920年:鈴木式織機株式会社として法人化(事業基盤を確立)
1945~1947年:戦災で本社工場閉鎖→高塚へ機能集約・移転(危機対応と再建)
1949年:東証・大証・名証に上場(資本市場での基盤整備)
1950年:労働争議で経営危機(事業転換の背景)
1952~1953年:輸送機器へ進出、「パワーフリー号」等がヒット(二輪事業の起点)
1954年:社名を「鈴木自動車工業株式会社」へ変更(自動車メーカーへ明確化)
1955年:軽四輪「スズライト」発売(軽自動車普及の先駆け)
1962年:マン島TTレース50cc部門優勝(技術力・ブランド力を世界へ示す)
1963年:米国に販売会社設立(海外販売網の起点)
1965年:船外機事業に進出(マリンという第二の柱を形成)
1967年:タイに現地法人(初の海外二輪生産)/磐田工場完成(海外・量産体制を加速)
1970年:軽4WD「ジムニー」発売(世界的ロングセラーブランドの起点)
1975年:パキスタンでジムニー組立開始(四輪の海外生産開始)/排ガス規制対応遅れで苦境(環境規制対応の重要局面)
1978年:鈴木修が社長就任(以後の成長期を主導)
1979年:軽商用「アルト」発売・大ヒット(収益基盤と量の柱を確立)
1981年:GM・いすゞと提携(グローバル連携の強化)
1982~1983年:インド(マルチ)と合弁・生産開始(インド戦略の出発点)
1984年:GM向け輸出開始(海外ビジネスの拡大)
1989年:四輪累計生産1000万台達成(量産メーカーとして地位確立)
1990年:社名を「スズキ株式会社」へ変更(ブランド統一)
1993年:「ワゴンR」発売・大ヒット(軽市場の新カテゴリー創出)
1997年:全工場でISO9002取得(品質マネジメントを体系化)
2002年:マルチ社の株式を過半数取得し子会社化(インド事業を経営的に掌握)
2004年:「スイフト」発売/世界累計販売3000万台(グローバル商品で存在感)
2009~2015年:VWと包括提携→解除・仲裁→VW保有株を取得し関係清算(提携戦略の転換点)
2016年:排出ガス・燃費試験の不適切事案を報告/トヨタとの提携検討開始(ガバナンス対応と協業再構築)
2019年:トヨタと資本提携合意/完成検査不適切への再発防止(信頼回復と協業本格化)
2020年:創立100周年(成熟企業としての節目)
2021年:中期経営計画(~2026)発表/「スズキコネクト」開始(コネクテッド・変革テーマ明確化)
2022年:EV・電池生産に向けた投資(約1500億円)に関する覚書/SkyDriveと連携(電動化と新領域)
2023年:2030年度に向けた成長戦略発表/EVコンセプト「eVX」公開(電動化の方向性を提示)
2024年:ティアフォーと資本業務提携/SDV関連の取り組み(ソフトウェア・自動運転文脈への接続)
■主な事業所
・本社 静岡県浜松市
・湖西工場 静岡県湖西市
・磐田工場 静岡県磐田
・大須賀工場 静岡県掛川市
・相良工場 静岡県牧之原市
・浜松工場 静岡県浜松市
・金型工場 静岡県浜松市
・横浜研究所 神奈川県横浜市
・マリン技術センター 静岡県湖西市
■主な生産拠点
米国:ATV
日本:四輪、二輪、船外機
中国:二輪
コロンビア:二輪
ブラジル:二輪
ベトナム:四輪、二輪
フィリピン:二輪
インドネシア;四輪、二輪
タイ:船外機
ミャンマー:四輪
インド:四輪、二輪
パキスタン:四輪、二輪
エジプト:四輪
ハンガリー:四輪
スズキグループ (2025年3月31日現在)
◎連結子会社合計 122社
〈国内〉
国内連結子会社計 68社
(株)スズキ部品製造、(株)スニックなどの製造会社 および
(株)スズキ自販東京、
(株)スズキ自販近畿などの販売会社
〈海外〉
海外連結子会社計 54社
マルチ・スズキ・インディア社(インド)
パックスズキモーター社(パキスタン)
マジャールスズキ社(ハンガリー)
スズキ・インドモービル・モーター社(インドネシア)などの
製造会社およびスズキドイツ社(ドイツ)などの販売会社
関連会社 35社
- 従業員数
- 17,414人
この求人について詳しく知るには?
上記の情報は、求人情報の一部のみです。
転職支援サービスにご登録いただくと、業界・技術に精通した専門のコンサルタントから、
より具体的な求める人物像や、選考通過のポイントなどをご案内します。
- お電話でのお問い合わせ
0120-964-228受付時間 月~金 10:00~18:00
求人ID No.0274608 ※応募・お問い合わせの際はこの番号をお伝えください
