三菱電機株式会社【鎌倉製作所】
- 情報更新日: 2026年01月08日
- 求人ID No.0263319
【鎌倉】人工衛星・宇宙機の熱制御系設計<国内主要防衛企業>
求人情報
- 職種
- 機械設計
- 勤務地
- 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 鎌倉製作所
- 年収
- 450万~1,100万円
- 仕事内容
- 人工衛星・宇宙機の熱設計業務を担当して頂きます。
【具体的には】
■衛星や宇宙機の熱制御設計業務
打上げから運用終了までの間、宇宙空間における衛星外部からの熱入力と衛星内部の発熱を制御して、搭載機器を要求された温度範囲内に維持するため、衛星に据え付ける放熱面やヒータ等の仕様・レイアウトについて、衛星全体のシステムからの質量や電力配分内に適合するように熱設計を行い、解析により宇宙での搭載機器の予測温度を算出する。結果をハードウェアの設計に反映し、衛星熱制御システムを製作、工場内の大型熱真空チャンバーを用いて試験評価を行う。
■衛星や宇宙機の熱真空試験の試験立案・試験データ評価
衛星の熱真空試験※の試験立案、試験規格策定、試験後のデータ評価を行う。(※スペースチャンバ内に衛星を入れて、高真空下で低温から高温までの宇宙環境を疑似的に作り出して、搭載機器の温度評価を行う試験)
■衛星や宇宙機の軌道上運用評価
打上後の衛星から下りてくる温度テレメトリから、搭載機器が要求温度範囲内に維持されているか評価を行う。
■技術開発
衛星や宇宙機で使用可能な要素技術の他、ポンプを使用した大規模排熱技術など、将来活用できる先端技術の開発を行う。
<業務のイメージ>
機械系、電気系、構造系などのシステムや他サブシステム技術担当者、搭載機器担当者とのインタフェース調整により設計に必要な情報の収集、調整を実施して熱設計を進めます。また、熱設計結果・解析結果を資料に纏め客先へ説明を実施します。設計結果の図面化は関係会社にて実施し、製作された図面が設計どおりかをチェックします。その他、客先への提案企画活動、研究所と連携した研究開発、海外からの調達なども実施しています。
【業務の魅力】
■国から受注した人工衛星(ひまわりやみちびき等)の開発にも関わることができ、国のインフラを支える、地球環境保全へ貢献するといった、やりがいを感じることができます。
■宇宙開発の一翼を担うことで、スケールの大きいプロジェクトに携わっていることを実感できます。
【特徴・優位性】
■当社は提案から設計・製造・試験・運用までの衛星開発を一貫して自社工場内で実施可能な設備を保有しており、衛星開発を直ぐそばで肌に感じながら業務に携わることができます。
■世界各国で650機以上の人工衛星開発に参加しており、国内トップクラスの衛星製造メーカです。特に標準衛星プラットフォーム「DS2000」は三菱電機が長年にわたる多数の衛星開発の経験を活かし開発・標準化したものであり、国内外を問わず数々の衛星でこのプラットフォームを採用しており、累計の軌道上での運用年数は130年を超え、国内トップクラスの実績を誇ります。
【入社後のキャリアステップイメージ】
入社後1年~3年は有識者とともに業務に参画頂き、社内のルールや衛星開発全体プロセスの習得に務めると共に、必要な技術やスキルを吸収して頂きます。その後、熱チームの中核を担う担当者として衛星開発を進め、チームリーダや管理職ポジションも担っていただく予定です。
ご本人の希望があればプロジェクト管理業務への転向も可能です。
【職場環境】
平均残業時間:20~40時間/月
在宅勤務:製造現場や試験対応がない限り、在宅勤務(テレワーク)に制約なし。
出張:頻度少ないが、海外調達機器を担当する場合は海外出張あり。
【採用背景】
設計・開発している人工衛星や宇宙探査機に関する、熱制御設計者を募集します。衛星や宇宙機の開発提案から受注後の設計、製造、試験、運用までの衛星開発に携わって頂きます。衛星規模で取り扱う熱の制御技術の他、機械技術・実装技術に関する要素技術の研究開発や、海外からの機器調達も担当しており、これらに興味のある方も歓迎します。
【PR】
当社は防衛装備品のリーディングカンパニーとして、長年にわたり飛しょう体・航空機などの過酷な環境で運用される機器の開発設計力を蓄積しています。今後もますます事業を発展させ、国家の安全安心に貢献していく計画です。
★三菱電機(株)電子システム事業本部 中途採用サイト
https://progres02.jposting.net/pgmitsubishielectric/u/job.phtml?randd_code=8&_ga=2.57705449.2123843729.1635211283-1715661087.1611222825
★鎌倉製作所に関して
https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/philosophy/place/kamakura/
【会社の定める業務(※)】
(※)業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります。
- 応募条件
- 【必須】
■メーカーにおいて設計、解析、評価・試験いずれかの実務経験をお持ちの方(目安:3年以上)
■機械工学、物理工学の基礎知識をお持ちの方
【歓迎】
■航空宇宙業界での職務経験をお持ちの方
■以下いずれかのキーワードに関連する知見・業務経験をお持ちの方
-領域: 熱/熱制御・流体・構造・マネジメント・システムデザイン
-工程: 熱設計、熱評価、熱解析、温度試験、CAE解析(Ansys等)
-メーカーで熱/熱制御設計・解析関連業務の実務経験(目安:1年以上)
■英語力(TOEICスコア600以上)
- 休日休暇
- 土曜/日曜/祝日、GW、夏季、年末年始など(会社カレンダーに準じる)年次有給休暇:20~25日(入社時より付与。付与日数は入社日により変動[4~20日]) 特別休暇2~4日(30歳、40歳、50歳到達年) 産休・育休制度
- 年間休日数
- 129日
- 就業時間
- 08:45~17:15
企業情報
- 企業概要
- <宇宙開発のリーディングメーカー/日本を代表する主要防衛企業>
鎌倉製作所は、1962年に関東における最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始した。そして1976年、日本初の電離層観測衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発のトップメーカーとしての礎を築く。その後、現在まで約30年間、宇宙実験・観測フリーフライヤーの打ち上げと回収の成功など、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけている。さらに、貴重な周波数「ミリ波」に注目し、人工衛星に搭載する地球観測機器や自動車搭載の前方監視レーダーなど、様々なミリ波利用製品の開発にも取り組んでいます。
■製品/業務内容…誘導飛しょう体システム、火器管制システム、情報・通信・指揮システム、人工衛星、人工衛星搭載機器、衛星通信用地上設備、ITS、DSRC応用システム、統合セキュリティー、LBS、高精度測位応用システム、三次元GIS
<CLOSE-UP PRODUCTS>
◆イギリス・イタリアとの最新式戦闘機の共同開発_次期戦闘機…世界各国の戦闘機が高機動性、高ステルス性、更には無人機との協働等を追求し開発競争が進む中、それらに対抗できる新たな戦闘機を開発すべく、日本がイギリス・イタリアと3か国による共同開発を行うこととなった。三菱電機は、この戦闘機に搭載するレーダーを始めとした「戦闘機の目と頭脳」とも言える様々な搭載電子機器システムの開発担当企業として参画している。鎌倉製作所ではこれまでも当時世界最先端であったF-2戦闘機のレーダーなどの開発・製造を行っており、これまでに培った技術を駆使し世界最高の戦闘機を創り上げるべく、イギリス・イタリア企業とも連携して取り組んでいく。
◆海に囲まれた日本の海洋の自由で安全な利用を守る_護衛艦搭載多機能レーダー…四方を海に囲まれた島国である日本は広大な排他的経済水域を持っており、外国からの資源・食糧等、多くを依存する我が国の貿易はその9割以上を海上交通に依存しているため、自由な交通等の安全な海洋の利用を守ることは私たちの平和と繁栄の基礎であり欠かせない。鎌倉製作所では、その役割の多くを担う海上自衛隊の護衛艦の対空レーダを長年にわたり開発してきており、360度全周を常に監視し、対空以外にも水上捜索を始めとする多くの機能を持つレーダーとなり、護衛艦の能力を支えている。
◆気象現象に加え、地球環境の監視機能を持つ衛星_ひまわり8号/9号…静止気象衛星のひまわり8号と9号は、当社が2006年に納入したひまわり7号(運輸多目的衛星:MTSAT-2)の後継機である。ひまわり7号に用いた信頼性の高い当社標準衛星プラットフォーム「DS2000」を高性能化し、世界最先端の観測能力を有するセンサー(可視赤外放射計)を搭載し、気象予報の精度向上が期待されている。8号は2014年10月に打ち上げ、2015年7月より本格運用を開始し、2016年11月に打ち上げた9号は、2017年3月より待機運用を開始している。
◆厳しい国際競争を勝ち抜いて受注_Es’hail-2…Es’hail-2はカタールの国営衛星通信事業者であるEs’hailSat(エスヘイルサット)社から受注した静止通信衛星。日本の衛星メーカーとして、アラブ諸国から人工衛星を受注したのは初めて。過去当社が受注したST-2、Turksat-4A/4Bといった海外向け商用通信衛星で築いた実績が評価され、国際競争を勝ち抜き受注に至った。同衛星は2018年11月に打ち上げを完了し、中東・アフリカ地域を中心とした広範囲で大容量かつ高セキュリティーな商用TV通信や商用データ通信及び政府系機関向け通信サービスのために運用中。
◆人々をみちびく「日本版GPS」_準天頂衛星システム「みちびき」…準天頂衛星システム「みちびき」は、内閣府主導で構築された日本の衛星測位システムで、鎌倉製作所で製造し2010年から2017年にかけて打ち上げられた4機の衛星により、2018年11月にサービスが開始された。同じく鎌倉製作所で開発した小型・軽量・省電力の高精度測位端末(AQLOC)は「みちびき」のCLASという誤差数センチの高精度衛星測位サービスを利用でき、農機の自動運転や鉄道運行管理など、様々な用途へ適用が進められている。現在、5号機~7号機も製造中で、2023年度に7機体制とすることによりGPS衛星に頼らない自律測位システムの確立を目指している。
◆地上からISSに物資を補給_宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)…国際宇宙ステーション(ISS)まで無人で自動接近飛行する補給機。ISS交換部品、実験機器、宇宙飛行士の日常品などの物資を運び、補給後は使用済みの実験機器や衣類などを積み込み、大気圏に再突入して廃棄。当社は全体システム設計を三菱重工と担当し、HTVの頭脳である電気モジュールを開発した。2009年の初号機に始まり、2020年の最終機となる9号機までISSとのドッキング及び物資輸送を全機成功させた。HTV向けに開発した近傍接近システムは海外でも高く評価され、米国NASA向けの民間宇宙貨物輸送機「シグナス」にも採用された。現在は、後継機となる新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)の開発も進められている。
◆自動ブレーキで交通事故から人々の安心、安全を守る_車載ミリ波レーダー用モジュール…車載ミリ波レーダーは自動車に搭載して前方を監視するセンサーであり、自動ブレーキや車間距離を一定に保って走行するオートクルーズなどに用いられている。ほかのセンサーであるカメラやレーザーレーダーと比較して、ミリ波レーダーは検知距離が長く、検知性能が天候に左右されにくいという特徴を有する。ミリ波レーダー用モジュールは、アンテナ/電波送受信/デジタル信号処理を一体化したもので、ミリ波レーダーのキーパーツである。鎌倉製作所は保有する優れた高周波回路技術やアンテナ技術により、2003年からミリ波レーダー用モジュールを量産している。小型化、低コスト化、高機能化開発を推進し、現在では北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中東と世界中の自動車に搭載され、交通事故から人々の安心と安全を守っている。
◆安全・快適な道路交通環境を実現_高度道路交通システム「ITS」…ITS(Intelligent Transport Systems)は、人・交通・車両の情報をリアルタイムに結びつけ、渋滞・交通事故の低減や利用者の快適性向上を目的とした最先端の交通システムの総称。その中で鎌倉製作所が2001年に日本の高速道路最初のシステムとして開発、納入したのがETC(Electronic Toll Collection)である。5.8GHz帯の電波を使用したDSRC(専用狭域通信技術)により、限定されたスポットにおいて最大4Mbpsでの双方向通信を行う。最近ではスマートICのほか、フリーフローと呼ばれる開閉バーの無いタイプについても普及し、首都高出口のシステムでは当社が100%のシェアを誇る。(2022年9月現在、首都高向けフリーフローETC設備において、当社調べ)
- 従業員数
- 149,655人
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