インターステラテクノロジズ株式会社
- 情報更新日: 2026年03月07日
- 求人ID No.0263591
【東京】機械設計エンジニア(機構コンポーネント)
求人情報
- 職種
- 機械設計
- 勤務地
- 東京都江東区東陽6-3-2 イースト21タワー6F【東京支社】
- 年収
- 608万~902万円
- 仕事内容
- ■小型ロケット「ZERO」に搭載される各種 機構コンポーネントの設計開発を担当いただきます。
対象となる搭載品は、真空、極低温、高加速度、振動、熱サイクルなど非常に厳しい環境条件の中で高い信頼性を保つ必要があります。
推進・構造・アビオニクス・地上設備など複数のサブシステムと連携し、一連の開発を担っていただきます。
■ 主な対象コンポーネント
・衛星分離機構
・段間分離機構
・TVCアクチュエータ
・アンビリカルキャリア
・空圧機器
・アビオニクス筐体
■ 具体的な業務内容
・機構コンポーネントの要求仕様策定(性能・耐環境・安全性)
・3D CAD を用いた機構設計/構造設計
・流体・構造・熱解析チームとの協働
・作動試験、耐圧試験、振動試験などの試験計画・評価
・製造図面作成および製造側とのフィードバックを踏まえた設計改善
・推進・構造・アビオニクス・地上側とのインターフェース調整
・サプライヤーとの部品製造・品質調整(ベンダーコントロール)
【小型ロケット「ZERO」についてのトピックス】
■小型ロケット「ZERO」とは
https://www.istellartech.com/launch/zero
開発中の2段式の小型衛星打上げ用ロケットです。専用打上げやライドシェアで小型人工衛星やキューブサットを自由なスケジュールで目的の軌道へ運ぶ宇宙輸送サービスを提供します。全長約32m、最大1000kgのペイロード能力があり、日本で初めて液化バイオメタン燃料を使う民間ロケットエンジンを採用するなどコスト効率と環境配慮を両立しています。打上げ拠点は北海道スペースポートで、国内外の需要に応える柔軟で競争力あるサービスを目指しています。
■小型ロケットZERO初号機の顧客が決定しました
https://sorae.info/space/20251119-ist-zero.html
小型衛星打上げロケット「ZERO」初号機の顧客を正式に決定したと発表しました。
シンガポールのOcullospace、米国の非営利Wolfpackチーム、大阪公立大学、東京都市大学、韓国のDALRO Aerospaceの5社・団体と打上げ契約(LSA)を締結。学生やスタートアップなど多様な参加者が、衛星搭載や技術実証の機会を得る内容で、国内外の宇宙産業の裾野拡大に貢献するとしています。
https://sorae.info/space/20251119-ist-zero.html
■補足
(1) 何がすごいのか
小型ロケット「ZERO」のすごさは、小型衛星打上げに完全特化した設計と、民間主導で実用的な宇宙輸送サービスを実現しようとしている点にあります。必要なタイミングで、狙った軌道に衛星を投入できる柔軟性を重視しており、従来の「大型ロケットの相乗り待ち」という制約を解消します。また、日本の民間ロケットとしては珍しく、液化バイオメタン燃料を採用することで、コスト低減と環境配慮を両立している点も特徴です。
(2) 何に優位性があるのか
ZEROの優位性は、「価格」「柔軟性」「市場適合性」にあります。大型ロケットでは小型衛星は相乗りが前提となり、打上げ時期や軌道の自由度が低くなりがちですが、ZEROは小型衛星専用のため、顧客のミッションに合わせた打上げが可能です。急増する地球観測や通信、技術実証といった小型衛星ニーズに合致しており、民間企業ならではの意思決定の速さと開発スピードも競争力につながっています。
(3)大手と何が違うのか
ZEROと大手ロケットの違いは、その役割と立ち位置にあります。大手は国家プロジェクトや大型衛星を中心に、高い信頼性を前提とした大型・高価格のロケットを運用しています。一方ZEROは、商用利用を前提とした小型衛星市場にフォーカスし、低コストかつ柔軟な打上げを重視しています。「国家インフラ」ではなく、「顧客のための輸送サービス」という発想が、ZEROを大手ロケットと明確に差別化しています。
- 応募条件
- 【必須】
・航空宇宙・自動車・産業機械・重工設備等における機械設計経験
・バルブ、アクチュエータ、分離機構、治具、精密機構などの機構設計経験
・材料・加工・締結・耐環境性に関する基礎知識
・ベンダーや複数部署との調整業務の経験
・日本語での円滑なコミュニケーション能力(ビジネスレベル以上)
【歓迎】
・航空宇宙での搭載品開発経験
・流体制御部品(バルブ/レギュレータ等)の設計経験
・アクチュエータ・機構製品の開発経験
・各種環境試験(振動/熱真空/耐圧)の経験
- 休日休暇
- 完全週休2日制(土日祝日休み)GW 夏期 年末年始 年間有給休暇10日~20日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります) その他休暇 婚姻・慶弔・産前産後・看護・介護など
- 年間休日数
- 120日
- 就業時間
- 00:00~00:00
企業情報
- 企業概要
- ■インターステラテクノロジー株式会社は、民間主導による宇宙輸送サービスの実現を目指し、小型ロケットの研究・開発・製造・打ち上げを一貫して行っている宇宙ベンチャーです。超小型衛星の需要拡大を背景に、低コストかつ柔軟に利用できる宇宙へのアクセス手段を提供することを事業の中心としています。
★企業note:https://note.com/natsuroke
1.ロケットおよびエンジンの研究・開発
同社の基盤事業は、液体燃料ロケットエンジンとロケット機体の自社開発です。
従来の国家主導型宇宙開発では、高性能・高信頼性が重視される一方で、開発や運用に多大なコストがかかるという課題がありました。インターステラテクノロジーは、枯れた技術を活用し、設計をできるだけシンプルにすることで、開発効率とコスト低減の両立を図っています。
これまでに小推力から中推力まで、複数世代の液体燃料エンジンを開発してきました。エンジン単体の燃焼試験から、機体全体の設計・統合までを自社で行っている点が特徴です。
2.観測ロケット「MOMO」による技術実証
観測ロケット「MOMO」を用いた打ち上げを通じて、宇宙到達や飛行データ取得の実績を積み重ねています。
2019年には、MOMOが日本の民間ロケットとして初めて宇宙空間に到達し、民間による宇宙開発の可能性を示しました。
MOMOは商業的な衛星打ち上げを目的としたロケットではありませんが、将来の実用ロケット開発に向けた試験・実証の場として重要な役割を果たしています。これらの経験は、次世代ロケットの信頼性向上につながっています。
3.超小型衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発
現在の主力プロジェクトが、超小型衛星打ち上げ専用ロケット「ZERO」の開発です。
ZEROは、大学や研究機関、スタートアップなどが開発する小型衛星を、必要なタイミングで軌道投入することを想定しています。打ち上げの自由度を高め、コストを抑えることを重視した設計となっています。
小型衛星の活用が世界的に広がる中、他の衛星と相乗りするライドシェア打ち上げに頼らない専用打ち上げへのニーズは高まっており、ZEROはその需要に応える商業サービスとして位置づけられています。
4.次世代大型ロケット「DECA」構想
インターステラテクノロジーは、ZEROの次の段階として、1段目再使用を想定した大型ロケット「DECA」の開発構想にも取り組んでいます。
DECAは、将来的な打ち上げコストの大幅な削減と、国際的に競争力のある宇宙輸送サービスの実現を目標としたプロジェクトです。中長期的な成長を見据えた取り組みとして進められています。
5.地域連携と宇宙産業づくり
同社は北海道大樹町を拠点とし、自治体や地域社会と連携しながら事業を展開しています。
ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングによる支援を受けるなど、地域と共に宇宙産業を育てる取り組みを行っています。地方から宇宙産業を発信するモデルとしても注目されています。
【補足】インターステラテクノロジーの事業の意義
インターステラテクノロジーの事業は、ロケット開発そのものにとどまらず、宇宙をより身近なものにすることを目指しています。 これまで限られた組織だけが利用してきた宇宙へのアクセスを、研究者やスタートアップにも広げることで、新しい技術やビジネスの創出を後押ししています。 試験と改善を繰り返しながら開発を進める姿勢は、日本の民間宇宙産業の基盤づくりにもつながっており、今後の展開が期待されています。
<主要株主>
・ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
・丸紅株式会社
・株式会社NTTドコモ
・SBIグループ
・株式会社三井住友銀行 他
- 従業員数
- 241人
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