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三菱電機株式会社 【情報技術総合研究所】

■【大船】ビルのカーボンニュートラルに関する研究開発<研究開発部門>

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求人情報

職種
組み込み
勤務地
神奈川県鎌倉市大船五丁目1番1号 情報技術総合研究所
年収
450万~1,000万円
仕事内容
ソフトウェア技術を使い、カーボンニュートラルやゼロエネルギービルの実現に貢献する、ビル設備の制御技術に関する研究や、ビル設備と創蓄設備の連携制御技術に関する研究に取組んでいただきます。なお、ビル全体やビル設備の状態の可視化・分析技術の研究に取組むことや、ビルの運用業務改善の研究に取組むこともあります。ビルをターゲットに広範囲の研究開発に取組む可能性があります。
具体的には以下のような業務に取り組んでいただきます。
・制御、可視化・分析、運用改善などについて新手法の検討、手法の試作(ソフトウェア開発)、手法の評価
・検討した新手法についての特許出願(明細書作成や出願などの手続きは知財専門の部隊と連携して実施します)
・評価の際は、実際の建物や被験者を使って実施します。
・試作や評価の際は一部の作業を外注して進めることもありますのでその際は外注の管理業務を実施します。
・研究開発の成果を学会等で発表していただく事もあります。
これらの研究開発は、部内の他メンバーと連携して取組むケース、情報技術総合研究所内の他グループのメンバーと連携して取り組むケース、三菱電機内の製作所や事業部と連携して取組むケース、があります。また、国内の大学、海外の研究機関と取組む場合があります。
ソフトウェア開発では主に、Java、Python等の言語を使用します。また、ビル設備の情報はデータベースで管理しますのでSQLの知識が必要です。また、ビル設備はネットワークを介して制御しますのでネットワークプログラミングに関する知識が必要です。
●業務の魅力
・最先端設備を使用した研究開発に取り組むことができます。
・当社の幅広い製作所や外部の研究機関とも連携しながら多様なテーマの研究開発に取り組むことができます。
●採用背景
情報技術総合研究所は、情報、メディアインテリジェンス、光電波・通信技術分野での基礎研究開発により、新事業の創出を積極的に推進するとともに、トップランナーとなり得る技術を見極め、IT分野の研究開発成果をもとに既存事業を刷新する役目を担っております。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、建築物の省CO2対策が求められております。建築物の省CO2対策は、計画-設計-施工-運用-改修-解体のライフサイクルで考える必要があり、多くのエネルギー(≒CO2)を排出する運用時の対策は非常に重要です。三菱電機は、運用時にビル設備(空調・照明・換気・給湯・昇降機など)のCO2排出量を減らす技術開発に取組んでおり、また、ビル設備に加えて太陽光発電や蓄電値などの創蓄設備を統合管理し、最適運用する技術開発に取組んでおります。
当部は、ビルに付加価値を提供する研究開発を行っています。近年は、カーボンニュートラル、ゼロエネルギービル(ZEB)、およびウェルネスオフィスなどがキーワードです。当部は、ソフトウェア技術でこれらの価値を提供していきます。AI・デジタルツインによりビル設備を最適運転するシミュレーション・制御技術や、生体センサ等の情報を使って人の感覚に合わせてビル設備を運転する技術などです。データ分析・画像認識・ARの技術を使う事もあります。アルゴリズム検証レベルのソフトウェアからビル全体を管理するシステムまで様々な規模の開発を行っている一方、空調の圧縮機を効率化する、照明器具の効率を改善する、といったハードウェアの研究開発は行っておりませんが、もちろん、これらの知識は役には立ちます。
この度、カーボンニュートラルやゼロエネルギービルを実現する技術の研究開発力を強化するため、ソフトウェア開発やシステム開発の開発経験を持ち、AI・デジタルツイン・AR・画像認識・センサ活用・クラウド活用などの内、何れかのITスキルを保有するエンジニアを募集いたします。
ビルの分野でソフトウェア技術を活用した研究開発に取組みたいと思われている方を、お待ちしております。省エネと快適を両立した最先端のオフィスビル「SUSTIE」を実際に使い、スケールの大きな実証をしながら研究開発に取組むことができます。カーボンニュートラルなどの大きな社会課題の解決に共に取組んでいきましょう。
★三菱電機「SUSTIE」について
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/sustie/index.html【職種の変更の範囲】当社業務全般
応募条件
[必須要件]※業界不問/製品不問
■ソフトウェア開発の経験があり、JavaもしくはPythonを使える方
■SQL、ネットワークプログラミングに関する基礎知識を保有されている方
■他部門や外部とのコミュニケーションを苦とされない方
[歓迎要件]
□AI・デジタルツイン・AR・画像認識・センサ活用・クラウド活用などITスキルを保有されている方
□学会活動や学位取得を志望する方欲のある方
□海外研究機関との共同研究に興味を持ちの方
□ビル設備制御関連の業務に携わった経験をお持ちの方
休日休暇
慶弔休暇 年末年始 夏期休暇 週休2日制、祝日、労働祭、会社創立記念日 有給休暇(初年度20日、最高25日)結婚休暇、転任休暇、忌引休暇、チャージ休暇、セルフサポート休暇など
年間休日数
124日
就業時間
08:30~17:00

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企業情報

企業概要
★情報技術総合研究所URL:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/laboratory/information_technology/index.html
<最先端の情報通信技術で社会に貢献>
情報技術総合研究所は、三菱電機グループ全事業の幅広い製品群を情報通信技術で支える技術者集団である。技術力によって、一人ひとりが未来への希望を持ち、人と人との絆を大切にする社会を支えている。IoTによって全ての人とモノがつながり、広い知識や情報が共有される社会において、より安全・安心なインフラの実現に向け、最先端の情報通信技術で人々の生活に貢献している。宇宙を巡る人工衛星から、生活に身近な家電、目に見えない情報の安全まで、情報技術総合研究所は最先端技術で未来を拓き、新しい安全・安心を世界に届けている。
IoT時代に必須であるセキュリティー技術などの情報分野、人工知能や画像処理などのメディアインテリジェンス分野、人工衛星、通信装置やEMC技術などの光電波・通信分野の研究開発で、三菱電機グループ全事業に、そして、社会に貢献している。
<世界に挑戦する舞台がここに>
情報技術総合研究所では、当社のグローバルな成長に向けて、世界で戦える人財の育成に力を入れている。世界中の大学や研究機関との連携を積極的に進め、研究員間の多様な価値観から生まれるイノベーションを促進し、革新的な新しい技術の研究開発に今日もチャレンジしている。
■製品/業務内容…情報、メディアインテリジェンス、光電波・通信技術分野の研究開発
<CLOSE-UP TECHNOLOGY>
◆安全・安心な情報社会を目指して:情報技術…情報セキュリティー、組込みプラットフォームやリアルタイムネットワーク、大規模化・高速化し続ける情報の蓄積と検索/分析、社会インフラや企業に向けた情報システム構築などの技術で安全・安心な社会の実現に貢献する。情報セキュリティーでは、ISO/IEC国際標準規格・電子政府推奨暗号に採択されたMISTYやCamellia、携帯電話の国際規格暗号に採択されたKASUMIなど、世界最高水準の研究開発を進めてきた。これらをもとに、IoT時代のセキュリティーとしてLSIの製造段階で生じる個体差からLSIの指紋といえる固有IDを生成し利用する技術を開発した。さらに、当社の統合IoT「ClariSense(クラリセンス)」を構築。付加価値の高い新たな製品やサービスの創出を目指している。
関連リンク:部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/list/info_tel/a29/index.html
◆人と機器を結ぶ高度なインターフェース:メディアインテリジェンス技術…映像、音声、音響、表示技術、さらにデータの分析、認識、学習技術の研究開発を通して、安全・安心で快適な空間を実現する。AIを用いてマイク1本で録音した複数話者の同時音声を分離・再現する技術、カメラ映像から特定の動作を自動検出し、作業分析を効率化する「骨紋R」などを開発。また、20年10月竣工の「ZEB※1関連技術実証棟 SUSTIER(サスティエ)」においては、省エネ性能を示す『ZEB』※2、快適性・健康性を評価する「CASBEEウェルネスオフィス※3」、「WELL認証」のすべてを最高ランクで日本で初めて※4取得するなど、高いレベルの省エネ環境の実現と快適で働きやすい環境の維持に貢献している。
※1:net Zero Energy Building
※2:BELS認定制度におけるZEBの最上位ランク
※3:建物のオフィス用途部分について、利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価するツール
※4:2022年7月29日現在、当社調べ
関連リンク:ZEB:https://www.mitsubishielectric.co.jp/zeb/
◆受信障害や誤動作のない高信頼製品を実現:EMC※5 設計・評価技術…当研究所には、電気・電子機器が不要電磁波を発生してほかの機器に障害を与えたり、外来電磁波により誤動作を起こしたりしないための性能(EMC)を評価する日本有数の施設“EMC試験用大型電波暗室”がある。本施設を活用して、最新・最先端のEMC設計・評価技術を開発し、様々な電気・電子機器の性能・機能・信頼性の向上に貢献している。
※5:Electromagnetic Compatibility(電磁両立性)
関連リンク:EMC設計・評価:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/list/other/b51/index.html
◆センシング・通信で社会の安全・安心に貢献:光電波・通信技術…宇宙から半導体まで多様な分野において、電波、光波、音波によるセンシング技術や光・無線通信技術により、安全・安心を届けるインフラを実現。またIoT時代を支える高信頼・高速大容量ネットワークの構築に貢献する。陸域観測技術衛星2号ではアクティブフェーズドアレイアンテナをJAXAと共同で開発。他にも、レーダーによる津波検出技術、ライダーによる風や水蒸気量のセンシング、適応的な通信周波数割り当てを実現する衛星搭載デジタルチャネライザ、ブロードバンドサービスを実現するPONシステム、5G・Beyond 5G基地局向け広帯域デジタル制御GaN増幅器、世界最薄クラス※6の航空機用電子走査アレイアンテナ技術を開発など、幅広い研究に取り組んでいる。
※6:2020年2月6日現在、当社調べ
関連リンク:宇宙システム:http://www.mitsubishielectric.co.jp/society/space/
◆全ての機器をより賢くし、安心・安全・快適な社会の実現に貢献:人工知能(AI)技術…AIの演算量を減らして省メモリー化することにより、小さな機器でも賢くすることが可能になる「コンパクトなAI」を開発した。また、当社独自のAIを「MaisartR(マイサート)※7」としてブランド化し、認知度を向上するとともに、搭載機器の事業展開を加速している。「コンパクトな知識処理に基づくHMI制御技術」では、Maisartの構成要素の一つ「知識処理」を適用。曖昧な命令でもエッジ機器単体で自動補完し、素早い機器操作を実現する。ほかにも「人と協調するAI」では、逆強化学習を活用し、人と機械が混在する生産・物流現場での作業効率向上に貢献する。
※7:Mitsubishi Electrics AI creates the State-of-the-ART in technologyの略。全ての機器をより賢くすることを目指した当社のAI技術ブランド
関連リンク:Maisart:https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/randd/maisart/
従業員数
149,655人

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上記の情報は、求人情報の一部のみです。
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吉澤さつき
(担当コンサルタント: 吉澤さつき)

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