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フィジカルAIで世界を変える— Mujin Japanで物流・製造の「完全自動化」に挑むPMたち

フィジカルAIで世界を変える— Mujin Japanで物流・製造の「完全自動化」に挑むPMたち

株式会社Mujin Japanは、物流・製造現場の自動化をワンストップで支援するロボティクスベンチャー企業です。

コンサルティングからシステムインテグレーション、運用サポートまでを一貫して手掛け、サプライチェーンの最適化を実現しています。

 

その基盤となるのは、独自開発した「Mujinコントローラ」をはじめとするフィジカルAI技術です。

CTOが開発したモーションプラニング技術を基盤に、最先端のデジタルツイン環境との組み合わせにより、ロボット制御のみならず、複数の産業機器の統合制御も可能です。


これにより物流、製造、リテール等の多くのモノづくり現場の自動化を推し進め、日本のモノづくり産業の構造改革、そして労働力不足という世界的な社会課題に取り組んでいます。

 今回は、最前線でプロジェクトを牽引するシニアプロジェクトマネージャーの武本氏、サブリードの須田氏・大坪氏に、入社の決め手や業務のリアル、やりがいについてお話を伺いました。


インタビュイー:

武本 真和氏

 株式会社Mujin Japan シニアプロジェクトマネージャー

須田 亮太氏

 株式会社Mujin Japan サブリード

大坪 研史郎氏

 株式会社Mujin Japan サブリード

「世界を変える」は本気だった。最初の懐疑が、確信に変わるまで

「世界を変える」は本気だった。最初の懐疑が、確信に変わるまで

―現在に至るまでのご経歴、Mujin Japanへ入社したきっかけについて教えてください。

 

武本氏:以前はエンジンの開発設備メーカーで、新規設備の導入に携わっていました。電気自動車の普及などを見据えた時に、エンジン業界の将来に懸念を抱いたことが転職を考えるようになったきっかけです。

 

Mujin Japanを知ったきっかけは、メイテックネクストからの紹介です。正直なところ、最初は「大それたことを言っている会社だな」という印象でした。「本気で日本のモノづくり産業・世界を変える」という言葉もにわかには信じられませんでしたが、選考が進むにつれて気持ちが大きく変わりました。Mujinのコアバリューを自分なりに調べたり、面接で社員の方々と話したりする中で、彼らの言葉が単なるスローガンではないと気づかされました。本気で実行しようとしているエネルギーと可能性を感じたのです。

 

もし本当に実現できるのであれば、その過程を当事者として経験できるチャンスは人生で二度とない、貴重なものになると確信しました。その思いが、入社の最大の決め手です。

 

須田氏:私は前職で完成車メーカーに17年間在籍し、生産技術と事業管理の仕事をしていました。やりがいはありましたが、すでに成熟した業界だったので、これから成長していく事業に関わりたいという思いを持ったのが転職のきっかけです。初めての転職でベンチャー企業に飛び込むことになりましたが、製造業出身者も多く活躍していると事前に知っていたこともあり、大きな不安はありませんでした。

 

Mujin Japanの魅力は「自動化で社会課題を解決していく」という明確なビジョンがあり、それがビジネス構造と直結している点です。自分たちが技術を磨き、事業として成長した分だけ世の中の自動化が進み、人手不足などの社会課題解決に貢献できる。このシンプルな構造に惹かれました。

 

また、会社の成長過程のフェーズをプレイヤーとして経験できる点も、キャリアにおいて大きなプラスになると感じています。

 

大坪氏:私は自動車の生産設備支援会社で、車両組み立て工場の設備立ち上げや改造に携わっていました。5年間在籍し、ひと通り経験したタイミングと生活環境の変化が重なり、転職を考えるようになりました。

 

車づくりで得た知見を生かしつつ、物流業界という新しい世界で見聞を広めたい。そう考え、メイテックネクストからの紹介を経て、Mujin Japanへの転職を決めました。20代後半というキャリアの分岐点で、自身の経験がダイレクトに生き、さらなるステップアップが期待できる点が入社の大きな決め手です。

「流れていれば良い」物流と「独自ルールにこだわる」製造。現場で培ったPMとしての土台

「流れていれば良い」物流と「独自ルールにこだわる」製造。現場で培ったPMとしての土台

―入社後、どのような業務からスタートされましたか?

 

武本氏:私が入社した当時はOJTなどの教育体制は整っておらず、走りながら学ぶ状態でした。初めて任されたのはバラ積みピッキングの案件です。その後、現在のメイン領域である通い箱(部品や製品を搬送するために用いる箱(コンテナ)で、完成車メーカーや自動車部品メーカーの工場で広く使われている)のソリューションを担当しています。周囲の有識者に聞きながら知見を蓄積し、自分の武器となるノウハウを培っていきました。

 

須田氏:入社後は既存の物流プロジェクトで基礎業務からスタートし、現場で実機に触れながらシステムや顧客対応を実践的に学びました。並行して新規案件も担当し、約半年で全体の流れを把握しました。当時は現場で仕事を覚えるスタイルでしたが、現在は教育体制も整いつつあります。

 

大坪氏:私は入社後すぐ、メモ帳や付箋などの紙製品を扱う企業様の物流案件にアサインされ、実践的なOJTの形で業務をスタートさせました。製造業案件と物流案件の両方を担当していますが、その違いは明確です。

 

製造業界少品種大量生産で専用設備が多く、長期間の安定稼働が求められます。そのため独自の文化や厳しい規定が多く、お客様のこだわりに寄り添いながら自動化を進める難しさがあります。

一方、物流業界多品種の安定的な処理が求められるため、「流れていれば良い」という大らかさがある反面、設備仕様の明確な方針がないために寄せ集めによる部分最適になりがちです。だからこそ前後工程を含めた最適案を示し、設備全体のクオリティを上げにいくという大きなやりがいがあります。

最前線でお客様の声を形にし、チームと会社の成長を牽引する

最前線でお客様の声を形にし、チームと会社の成長を牽引する

―現在取り組まれている業務や役割について教えてください。

 

武本氏:私はシニアプロジェクトマネージャーとして、主に製造業の案件を担当しています。日々のプロジェクトでは、PM として「自分が社内の強力な技術陣にお客様の声を届けるフロントであり、最重要ポジションにいる」と常に意識するようにしています。お客様が本当に実現したい理想は、往々にしてあいまいです。それを丁寧にヒアリングして技術的な言葉に翻訳し、要件定義として社内のエンジニアに伝える。お客様の懐に入り込み、本音を引き出し、それを確実に形にするプロセスを徹底することがPMの役割です。オープンで誠実なコミュニケーションを意識し、少しでもお客様や社内からの信頼につながればという思いで日々の業務に向き合っています。

 

須田氏:私は物流領域のサブリードとして、自身は特定のプロジェクトを持たず、経験の浅いメンバーがスムーズに動けるよう全体を俯瞰して6名のチームマネジメントをしています。また、PMとして営業と一緒にお客様先へ訪問して自ら要望をまとめ、次に何をすべきかを決めるなど、受注に向けて主体的に動くことを意識しています。お客様が何をしたいのか」を言語化し、上流工程から関与することがPMに求められる役割です。

 

大坪氏:私もPMチーム最年少でサブリードとして抜擢していただき、自身のプロジェクトを進めつつ、チームをマネジメントしています。サブリードの役割は単なるチームKPIの達成にとどまらず、会社の持続的な成長に寄与することだと認識しています。メンバーの成長やスキルアップに繋がるようにタスクを振り分けて、他部署や上層部との連携を強化して会社全体の意思決定の質を上げていくことが、私の重要なミッションです。

社内での仕様策定から現場での立ち上げまで。フェーズで変わるPMの日常

社内での仕様策定から現場での立ち上げまで。フェーズで変わるPMの日常

―PMのプロジェクトの流れや、1日の業務について教えてください。

 

須田氏:ロボット案件はまず、お客様の要望を要件化して仕様を提案するところからスタートします。受注が決まった後は、「①構想設計→②詳細設計/機能開発→③実装→④検収」という流れで進みます。 提案する仕様や実装する内容が適切かどうか、各フェーズでチェックゲートを設けながらプロジェクトを進行していきます。

 

ロボットの汎用性の高さはMujinの強みですが、同じばら積みピッキングのソリューションでも、導入先の企業や現場によって詳細な仕様は異なります。各現場で求められるニーズを的確に捉えて、カスタマイズや新規開発を行うことで、より多様な現場に適応できるソリューションへと育っていく。Mujinロボットの特徴である汎用性は、日々のプロジェクトを経てさらに高められています。

 

武本氏: 1日の業務も、プロジェクトのフェーズによって異なります。受注前の提案フェーズ、受注後の計画フェーズ、そして現場での実行フェーズ、それぞれで業務内容はまったく異なります。受注前の段階では、提案書や仕様書の作成、他部署との社内調整が中心になるので、基本的には会社でのオフィスワークになります。

 

一方、現場での実行フェーズに入ったら、朝から晩まで現場のシステムにつきっきりです。計画段階には予期しなかったトラブルも、立ち上げ段階でどうしても発生します。その度にお客様と密に会話をし、エンジニアとも状況を確認しながら解決の糸口を探ります。そうやって妥協することなく品質を追求し、最終的にスムーズにお客様にロボットを納めることが現場での自分のミッションだと思っています。

想定内の「ベンチャーらしさ」と、想像以上の「自分の意見が言える環境」

想定内の「ベンチャーらしさ」と、想像以上の「自分の意見が言える環境」

―入社前に抱いていたイメージと、実際の現場で感じたギャップはありましたか?

 

武本氏:入社前は、ひとつの最適解に向かって皆でまとまって動く組織だというイメージを持っていました。しかし実際は、一人ひとりがエンジニアとして「こうしたらもっと良くなる」という強い想いやアイデアを持っていて、時には熱くぶつかることもあります。その分、方向性が決まれば全員で目標に向かって取り組んでいく。自分にとっては、いい意味でのギャップでした。

 

須田氏:選考過程での技術課題が実際の業務をしっかりイメージしたものだったため、業務内容に関するギャップはほとんどありませんでした。会社が扱う領域が拡大しているため、変化を楽しめる人にとっては面白い環境です。

 

大坪氏:ベンチャー企業ということもあり、入社当時は会社の仕組みが発展途上の部分もありました。ただ、それは想定内だったのでネガティブなギャップはありません。むしろ、まだ「これから決めていく部分」が残っているからこそ、現在はサブリードとして会社の仕組みづくりにも積極的に取り組んでおり、そこにベンチャーならではのやりがいを感じています。

一緒に良いものを創り上げる—お客様と「戦友」になれた、圧倒的な経験

一緒に良いものを創り上げる—お客様と「戦友」になれた、圧倒的な経験

―これまでで一番大変だったプロジェクトはどのようなものでしょうか。

 

武本氏:通い箱ソリューションの実案件第一号となったプロジェクトです。本来8〜9か月かかるプロジェクトを5か月で垂直立ち上げする必要がありました。タイトなスケジュールに加え、実案件第一号であるがゆえに次々と発生するトラブルへの対応が重なり、大変だったのを覚えています。しかし、さまざまな課題をお客様とともに乗り越えることで「一緒に良いものを創り上げる」経験ができました。最後にはお客様と戦友とも言えるような深い信頼関係を築き上げられ、私にとって大変価値の高い経験になったと思っています。

 

須田氏:元請けで倉庫全体を手掛けるプロジェクトが一番大変でした。営業と共にお客様から直接仕様を引き出すところから、機能仕様や導入計画まで一貫してまとめ上げました。自社のアームロボットやAGV(自動搬送車)だけでなく、他のマテハンベンダーなど複数のステークホルダーを巻き込む大規模なプロジェクトだったため、関係各社との調整や技術的な挑戦も多くありました。最後は、計画通りに導入できたことが大きなやりがいとなり、今も記憶に残っています。

 

大坪氏:初めて元請けとして関わった物流会社様のプロジェクトが印象に残っています。お客様自身もロボット導入が初めてで、要件がまとまらない手探りの状態でした。複数ベンダーが関わる中で我々がお客様に代わって全体のハブ役を担い、予算や日程の制約がある中で現実的な運用仕様へ落とし込む作業はハードでしたが、大きな達成感がありました。

自分で舵を握れる。PMの裁量とチームで支え合うワークスタイル

自分で舵を握れる。PMの裁量とチームで支え合うワークスタイル

―ワークライフバランスの取り方について教えてください。

 

武本氏:ベースの仕事量は多いですが、PM職は計画を立案する立場なので自分のマネジメントも含めて計画に組み込めます。プライベートの時間を自分でコントロールできるのがPMの利点とも感じています。

 

須田氏:基本は土日が休みで裁量労働制のため、仕事の調整がつきやすいです。週1回各プロジェクトの状況をチーム全体でシェアする仕組みを作っており、誰かに過度な負荷がかからないように常に気を配っています。メンバーの雰囲気も良く、誰かが現地に行けないときには代わって入るなど柔軟に助け合える体制があるため、うまくバランスを取るようにしています。

 

大坪氏:私も二人と同感で、PMは仕事をコントロールできる立場にあるため、事前に日程を調整すれば柔軟に休みを取得できます。プライベートとのバランスを取るうえで、非常に助かっています。

必要なのはスキル以上にメンタリティ。泥臭くやり遂げるプロフェッショナルの条件

必要なのはスキル以上にメンタリティ。泥臭くやり遂げるプロフェッショナルの条件

―PM職において必要なスキルや活躍できる人の特徴について、どのように感じていますか?

 

武本氏:お客様の漠然とした要望を整理し、エンジニアに伝えられるよう変換するロジカルシンキングがまず求められます。しかし、実はそれ以上にメンタリティが重要ではないでしょうか。逆境や未整備の環境も成長の糧として、楽しみながら前向きに取り組んでいけるメンタリティが、PM職として活躍できる秘訣だと思います。

 

須田氏:ロボットやCADのハードスキルも大事ですが、フィジカルAI分野では今後も新しい技術が次々と出てきます。そのため、知見を常にアップデートしながら変化を楽しめる人であることが大切です。最終的なアウトプットから逆算し、周りを巻き込みながら物事を動かしていける人が活躍していると感じます。

 

大坪氏:なんとしてもプロジェクトを完遂するという責任感と「とりあえずやってみよう」というマインドが大事だと感じています。Mujin Japanでは自分の担当範囲外のボールでも自ら拾いに行く姿勢が不可欠です。

 

たとえば、お客様への提出書類が新たに必要になったものの社内にひな形がない、担当部署にもリソースがないという場面では、まず自分で作成してプロジェクトを止めずに進め、その後ひな形を整えて担当部署に「次からよろしく」と渡す—そうやって自ら動きながら仕組みも整えていくことを心がけています。

 

現場で自ら図面を広げて設備の不具合調査・修正を行ったり、他部署の業務プロセスを整えるための土台を作ったりと、自分の領域にとらわれず、全体最適の視点で他部署を巻き込みながらコントロールできる人が活躍していると思います。

熱量に応え、挑戦を後押し。「世界を変える」Mujin Japanのカルチャー

熱量に応え、挑戦を後押し。「世界を変える」Mujin Japanのカルチャー

―最後に、求職者に向けてのメッセージをお願いします。

 

武本氏:PMは非常に手ごたえのある仕事だと思います。そしてMujin Japanには、自分が注いだ熱量に応えてくれる仲間もいます。複雑な仕事やこれまでにない挑戦にも前向きに取り組み、一緒に成長していきたいと思ってくださる方をお待ちしています。

 

須田氏:自分で描いたレイアウトが実際に動き出し、お客様から「人海戦術だった現場が変わった」と感謝される瞬間に、自分の手で物流の現場を良くする達成感をダイレクトに味わえる会社です。「本気で日本の物流や製造業を変えていきたい」という強い想いに共感いただける方、ぜひエントリーしていただければと思います。

 

大坪氏:Mujin Japanには、世の中のためになることであれば何でも挑戦させてくれて、全社で応援してくれる文化があります。「挑戦したい」という気持ちがあれば、産業用ロボットの経験がなくても大歓迎です。ぜひ一緒に、自動化の力で世の中を良くしていきましょう。

この記事の寄稿者

今回は私が担当させて頂いている「Mujin Japan社」にてシニアプロジェクトマネージャーの武本様、サブリードの須田様、大坪様に実際の働き方や入社したきっかけなど、業務のリアルな一面を伺いました。弊社経由でご入社され、現在同社でご活躍されている武本様と大坪様のお話も伺えてとても貴重な時間でした。「日本のモノづくり産業・世界を変える」というスローガンに対し、皆様興味を持ち、ベンチャー企業の今だからこそ挑戦する意味があると思いご入社されている点が素晴らしいと感じました。また、製造業案件と物流業案件では大きな違いがある点やそれぞれ困難を楽しみながらチーム全体で乗り越えているお話は大変興味深く、皆様楽しそうにお話をされていた点が印象的でした。この記事を読んでいただき、少しでも同社についてご興味がございましたら是非お気軽にお問合せください。この記事では記載ができなかった深い情報まで面談にてお伝えをさせて頂きます。

熊谷 英治
熊谷 英治

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